タイのピピ島と聞くと、雄大な切り立った岩山の無人島で海が綺麗なビーチがあるくらいで、人なんか住めないところと思われる方もいるようですが、6つの島々から成るピピ諸島は、町があるピピ・ドン島を玄関口として旅行客が宿泊をしています。自動車がないこの島では基本徒歩か、ボートを使います。そんな島の土地事情もふまえたオススメホテル/リゾートを紹介しますが、ピピ島には数多くの宿泊施設があり、これを書いている筆者はピピ島に長年住んでいますが自分の店舗兼住居があるので、旅行者だった頃しか宿泊施設を利用したことがなく、数多くある宿泊施設のわずかしか宿泊したことがありません。当店を利用されるゲストの利用頻度が高い物件や、聞いたお話で良いものをまとめた記事となります。ここで紹介するよりもっとたくさんのリゾートホテルがありますので、当記事最後の検索窓で”ピピ島”と入力してみてください。

ピピ・ドン島の宿泊できる主なエリア
ピピ・ドン島の宿泊できる主なエリア名は、
トンサイタウン – Ton Sai Town
ロングビーチ – Long Beach
ローバカオベイ(ビーチ) – Lo Bakao Bay
ラムトンビーチ – Laem Thong Beach
(ランティーベイ – Rantee Bay)
になります。
トンサイタウン – Ton Sai Town

ピピ・ドン島のトンサイタウン – Ton Sai Townはフェリー/スピードボート/ダイビングボートの発着桟橋がある玄関口から車道がない細道を徒歩で廻るバザールのようなこの町にリゾートホテル/ゲストハウス、銀行/両替所/ATM、セブンイレブン/ミニマート、バー/レストラン/ファストフード店、お土産物店、ツアーデスク、ダイビングショップがひしめき合っています。夜はビーチ沿いのバー数店でファイヤーショーを見せながらクラブ営業のように。お酒を飲んでもちょっと歩けばトンサイエリアなら宿泊施設にかんたんに帰れます。ビューポイントへもこのトンサイタウンから歩いて丘を登ります。
・メリット
飲食店/バー/買い物ができる店も多く選択肢があり、宿泊施設から離れることなく全ての用事が済む。携帯電波も強い。
・デメリット
夜のビーチパーティーに近い宿泊施設の部屋だと音楽がうるさい事がある(AM2:00終了)。港より西部か、少し離れていれば大丈夫。
ロングビーチエリア – Long Beach

タクシーボートで5分でトンサイタウンとアクセスできるこのロングビーチエリアは、歩くと30分以上、足元が悪く、キャリーケースなど大きな荷物を引きながら行くことはできません。中〜高級リゾートエリアです。名前通りのこの長いビーチから、沖のピピ・レイ島を遠くに望むことができます。水がとても綺麗。映画THE BEACHで主人公たちが島に泳ぎだすシーンの画角と同じように思います。夜、トンサイへ出て歩く際は足元や道を迷わないよう十分気をつけてください。
トンサイから片道ボートタクシー平均150バーツ。だいたい3名から出すので、他の人と相乗りになることも。
ローバカオベイ(ビーチ) – Lo Bakao Bay

基本ロングテイルボートという車のエンジンを積んだ木製のボートで往来します(片道約25分)。高級リゾートエリアです。相当ハードな山道を2時間半〜3時間歩けば行くことができるそうですが、筆者は試したことがありません。ビーチの北側に道があり、わずかな集落があります。飲食店の選択肢は殆どないですがわずかにバー/レストラン、ミニマートがあります。裏手には人気(ひとけ)のないラナベイ(ビーチ)/ヌイベイ(ビーチ)。水がとても綺麗。
トンサイから片道ボートタクシー平均800〜1,000バーツ。
ラムトンビーチ – Laem Thong Beach

さらに10〜15分北上、ほぼ島の先端に位置するビーチエリア。ほぼ隔離されたエリアで、最高級リゾートエリアです。
トンサイから片道ボートタクシー平均1,000〜1,200バーツ。
ロングビーチ/ローバカオ/ラムトンビーチエリアの
・メリット
ビーチの水がとても綺麗で、静か。高級なリゾート、部屋ばかりで、プール、ビーチがとても良いのであまり移動せずのんびりしたい方向け。
・デメリット
ホテル併設レストラン/売店を利用するか、ローバカオにあるちょっとした集落でしか飲食ができません。夜のトンサイタウンからのボートタクシーは2倍の値段は言ってくるのと、波が立つと危険で出さなくなるので、本当に運が悪いと部屋に帰れなくなることも。
各エリアおすすめ宿泊ホテル
各エリアのおすすめ宿泊施設をご紹介します。施設名か画像をタップ(クリック)するとagodaの詳細ページにジャンプし価格をチェックできます。
トンサイタウンエリアおすすめホテル
松・竹・梅ランク分けでご紹介していきます。
松
Phi Phi Princess Resort
ピピプリンセスリゾート
トンサイエリアで港アクセスも良くいちばん人気のリゾートです。アパート系の部屋と独立したヴィラがあり、2階建のシービューヴィラ、バルコニーがエクスクルーシブプールになっているヴィラはビーチの景色を眺めれます。共用プールも大きくプールサイドベッドが多くあります。
ここの朝食ビュッフェは高レベルで、タイフードも西洋食も品数が豊富です。チーズやサラミも種類が幾つかあり、ワインでも持ち込みたい気分です。宿泊していなくてもこのビュッフェは250バーツで利用できます。
夜に北側ビーチ沿いのバーがダンスミュージックや、ファイヤーショーを見せているので騒音が聞こえるかもしれないエリアではあります。(コロナ禍では全く開催されていませんので静かです。)
Harbour View Resort
ハーバービューリゾート
港の桟橋のすぐ目の前1分の好アクセスリゾートです。アパートメントタイプの建物がプールを挟んでおり、1階の部屋ならそこから飛び込むことができます。北側のプールはシービューになっています。階層上部はジュニアスイート、エグゼクティブスイートがあり、ジャグジー付きです。比較的新しく完成した宿泊施設ですので、室内、家具も綺麗な方だと思います。
Phi Phi Co Co Beach Resort
ココビーチリゾート
2018年頃オープンしたばかりのリゾートなので、利用者がそんなにまだ多くない、筆者も泊まったことはないのですが、部屋は相当綺麗なのではと思います。竹であしらった内装は南国の離島に来たという雰囲気を大いに出していると思います。こちらも北側のビーチフロントプールがあり、夜のライトアップがとても良いです。
竹
トンサイ桟橋から少し、10分ちょっと歩きますが、ビーチフロントスイートヴィラやプールを擁します。この辺りはピピ・ドン島南側のビーチサイドレストランが多く、ファイヤーショーを見せるところもあり、夜はとても静かです。経年による家具などが若干古いかな?という部屋もあります。汚くはないと思います。
トンサイ港から5分ほどにあるバンヤンヴィラはアパートメントタイプのリゾート宿泊施設です。老舗感はありますが、町の飲食店やお土産物屋が歩いてすぐの好立地です。フィットネス/サウナもあります。フロントを出てすぐ向かいには朝食会場でもあるビーチ沿いのシーフード系レストラン”トンサイシーフード”があり、夕方になると新鮮なシーフードを計り、調理して出してくれます。エビやロブスター、イカがとても美味しいです。
梅
とにかくコスパ重視にオススメなのがこのパンマニーホテル。トンサイ港からわずか3分ほどで好立地です。2017か2018年ごろ完成したばかりのホテルで、内装、水まわりも綺麗な方です。このホテルの真横にはローカル市場があり、タイフードの安くて美味しいものも買えたりします。
Phi Phi Maiyada Resort
マイヤダリゾート
ロングビーチおすすめホテル
これからご紹介するリゾートホテルは全て松ランクです。
Phi Phi The Beach Resort
ピピザビーチリゾート
このエリアの人気ナンバーワンはこのザビーチリゾートでしょう。ロングビーチに面する山肌に段々で建てられたヴィラが目立ちます。シービューの部屋からはロングビーチの部屋を一望でき、眼前にピピレイ島が見えます。ビーチ沿いにはプールとバーがあります。
ローバカオベイ(ビーチ)おすすめホテル
SAii Phi Phi Island Village
サイーピピアイランドビレッジ
とても人気の高級リゾートです。最近、SAiiという名前に変わったようですが、アイランドビレッジといえばかなり有名です。ビーチフロントプールの内側にヴィラがたくさん建っております。当店を利用したゲストも内装もとても綺麗だったと仰っていました。シービューの部屋も少ないですがあります。5つのレストランやバーがあり、シーフードや肉のBBQを堪能できます。
こちら方面で唯一筆者が宿泊したことある高級リゾートです。こちらは急な山肌にヴィラが立っており、ほとんどがシービューの部屋です。カートで部屋とレセプションエリアを荷物や人を運んでくれます。内装も問題なく綺麗でした。食事ができるレストランもシービュー。プールもビーチフロントのシービュー。筆者はアイランドビレッジよりこちらの方が好きです。
ラムトンビーチおすすめホテル
Zeavola Resort Hotel
ジボラリゾートホテル
ピピ島全エリアで最も有名で人気の超高級リゾートです。ほぼ隔離されたようなエリアで、ビーチにはベッドがあり、南国の木々の中にレセプションハウスがあります。全室スイートルームの独立型のヴィラでテラスがあります。ここはスパも定評があり、女性に喜ばれるのではないでしょうか。ここで過ごすことはとても1日がスローリーに感じ、リラックスできると思います。
Phi Phi Natural Resort
ピピナチュラルリゾート
Phi Phi Holiday Inn Resort
ホリデーインリゾート
リゾートチェーン大手ですから、文句なしです。行き届いたスタッフのサービスが期待できます。プールでも、ビーチでも、スパでも。のんびりしてください。フィットネス、お子さん用の遊べるスペース、ダイビングショップ、釣り、カヤックもあります。(英語対応)
【まとめ】目的に合わせたエリア選びを
ピピ島で宿泊する際は、目的を明確にし、飲食店やお土産物を選ぶショッピング、日本語対応のスキューバダイビングショップなどが重要ならばトンサイタウンエリア。高級な部屋を満喫し、プールやビーチでのんびり過ごすならその他のボートでいくエリアがおすすめです。宿泊数が多いなら、夜も行動ができるトンサイエリアと、のんびりしたい日を設定して、他のボートで行くエリアを予約するように、泊まりわけをするのが賢い方法だと思います。1〜2泊ならどちらか。日本人は学生でなければまとめて休暇を取るのが大変な国民ですから、一度海外旅行に出ると、あらゆるところを見たいから動き回ってしまう習性があるように思います。トンサイタウンとローバカオやラムトンエリアを往復繰り返すのは、ボート代が高額になるので、エリアの特徴を前もって理解して旅程を立てるのに役立ててください。
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